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RP 702号 2003年 10月 |
この機体は、2000年10月号のラジコン技術誌に発表したものをディーゼルエンジンの飛行試験用に改装したものです。垂直尾翼面積を拡大し、主翼後縁部を切り取ってエルロンを加えました。ENYA35-4Cディーゼルを載せ、120ccタンクで1600gになりました。これでも翼面荷重は60g/dmほどです。 プロペラは幅広の12ー8で、最高6300rpm回します。風の無い日に燃費の試験をしてみました。上空ではスロットルを絞ってできるだけゆっくり飛ばすと100ccの燃料で20分ほど飛びました。これをエンジンの行程容積1cc当りで考えると、100÷20÷5,8≒0,86つまり0,86cc/minとなり、20ccのエンジンでは1分当たり 17,2ccの燃料を消費することになり、この場合燃料1リットルでは約1時間飛べることになります。 帰宅してスロットルを調べたら、ローターが相当ガタっていてそのためにニードル開度が大きくなっているのを発見しました。ここを直したらニードルが1回転絞れましたから、このつぎはもっと長く飛んでいられると思われます。 |
ラジコン技術誌の記事 |
長野ラジコン祭りの会場で |
機首部 エンジンは、アルミのラジアルマウントを用 いてできるだけ下げるようにして搭載している |
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