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新作機紹介 2003年 「ブリース32」 古崎仁一


ブリース32はテトラの絶版キットです。模型店の在庫処分バーゲンセールで入手し、ENYA35X模航研ディーゼルエンジンを飛行させるためにつくりました。急いで作るためにキットを改造せずにそのままつくりました。平面形は飛燕に似ていますが、全体ではホームビルト機のイメージです。
 ディーゼルエンジンの特質を生かすために最初はグラウプナー14-11を使いましたが、回転数が4500rpmと低いため機体が要求するスピードに達っせず操縦が困難でした。そこでこれを削って12-11に縮めて回転を6000rpmまで上げました。本機は7月20日に新潟県新井リゾートで行われたエアミートに参加して飛行を披露しました。
 





自分が飛んでいることをイメージするためにパイロットのモデルは欠かせない。これは米ウイリアムズ社の1/5サイズ。充電コネクターのコードが見える。

 プロペラは12-11サイズ。タンク配管は、ユニフロー供給のため給油後空気抜きの栓をする。

 ディーゼルに改造されたENYA35X。マフラーはENYA製を改造し太いアルミパイプをアルミハンダ付けしている。スピンナー取り付けナットは六角チタン材から作った。

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模航研  長野県小諸市大字諸308-1