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 第三回 ディーゼルエンジン機の集い 2004年 5月29日  クリックで拡大画像に

桑原氏とSS15Dエンジン


佐藤氏の「ぽんこつ号」


SS15Dを飛ばす桑原氏と塩谷さん


これから飛ばす


中山さんと安藤さんの「ピノチオ」


鈴木さんの「ラピタ」機を見る安藤さん


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 良く晴れて気温が急上昇したこの日も、いつものディーゼル好き人間が集まりました。
 今回初参加の安藤氏は岩手県花巻市から5時間かけて来られました。モデルディーゼルの経験が十分で小型機を上手く飛ばしていました。イギリスのキットから作った複葉の「ピノチオ」にはスロットル付きのチェコ製「Pheffer0.6cc」ディーゼルが積まれていました。このエンジンは比較的良く知られたものですが、私は実際に見るのは初めてです。なんだかグリコのおまけのような外観から、非力なエンジンという思い込みがありましたが、実にパワフルで実用的なエンジンでした。
C/Lフライヤーとして著明な佐藤哲司氏はどこで探したのか、新品のENYA15型ディーゼルに旧タイガー製作所のまるで音が消えない消音器を付けた「ぽんこつ号」を、ろくにブレークインもしないで飛ばしました。しかし、さすがは名品ENYAディーゼル、かん高い音で良く回りました。
 今回も中山氏はアーヴィン0.5ccを載せた紅の豚「フォルゴーレ」号を持参し、あれよと言う間にひょいと飛ばしてしまいました。実は私も本当に飛ぶのかなと疑ってましたが、さすがはディーゼルのパワーで、飛行艇のハンディーもなんのそのロールやループもやってのけました。
 いつもパイロンジャッジをしている桑原氏はENYA製作所の新製品SS25Dや35クラスの4ストディーゼルを飛ばしました。SS25Dは鉄ピストン-鉄カウンターピストンの組み合わせなので夏場のオーヴァーヒートが懸念されますが、精度良く作られていると見えて、特別問題なさそうでした。
 山内さんは夏場にも強いENYA11CXDの「イエロッピー」を、知野模型さんはサンダータイガー社の「カブ」に同社のF54Sディーゼルを使いました。この機体には前回サイトーのFA56Fディーゼルを使っていましたが、修理が間に合わずF54Sにしたのです。回転を上げて使ったのが正解で当日最も調子良いエンジンの一つでした。 
 模航研ではOSFS26ディーゼルとFS52ディーゼル、FS40スーパーチャージャー付き、それに滝沢研究員がFS48ディーゼルを飛ばしました。FS26とFS48はトルク重視の寒冷地仕様ですから、この暑さではピストンクリアランスが不足して不調になりました。そこで、持って行ったエステル系オイル入り燃料を試しました。燃料は桑原氏も独自の合成油系燃料を持参していて互いに飛ばして比べました。その結果桑原氏のものが優れていることが分かりました。

今回あらためて感じたのは1cc以下の超小型エンジンではディーゼルの性能が際立っているということです。このサイズのグローエンジンは小さいペラを高回転で回すしかなく、結果飛ばしにくい飛行機になってしまいますから、このことはもっと世に知られて欲しいと思います。
 こいう企画の楽しさは多様性にあります。塩谷さんはメーカーの御立場で開発や部品供給してくれますし、佐藤氏は自作ピストンなどで古いエンジンをリストアしてます。それに、良く知らないエンジンが飛ぶところを見るのも楽しいです。つぎは、だれが最初に多気筒ディーゼルを飛ばすのでしょうか。

佐藤哲司氏のエンジン 左端はCS製DZL2ccレプリカ


山内さんと「イエロッピー」ロゴ入りTシャツはたまたま見つけたとのこと


ENYA41 アルクロディーゼル


ENYA06Dを始動する安藤さん


ENYA15D,魏鵑杭監さん


参加者の記念撮影
  
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模航研  長野県小諸市大字諸308-1