トップページヘ

ディーゼルエンジン機の集い 2007年1月21日
Click to Large picture.

2 野口さんのMVVS15D,「ハミングバード」

3 KO29の古崎機とその送信機。

4 宮沢さん(左)と宮原さん。

5 宮沢さんの「クリップドウイング カブ」

6 Mvvs15Dを調整する小林さん

7 滝沢さんとラット機


1 ピット風景
 今年は暖冬で、当日は温暖な微風という絶好の飛行日和でした。いつものメンバー中心に二十数人集まりました。今回はディーゼルエンジン搭載機に参加を限定しませんでしたが、ENYAエンジンを中心に国産ディーゼルの参加が目立ちました。
 ENYA41-4CDは3機参加しました。中でも松本さんの「プー.ド.シェル」(空のシラミ)はその独特の形とエンジンの特性がマッチしていて優雅な飛行を見せました。大直径のプロペラを回しているのでエンジンを吹かすと音の割には急角度で上昇します。
 お馴染みの関森さんは「アクロスター」の他にHGK21模航研ディーゼル搭載のテキサンレーサーを持参され、パイロン周回のような高速飛行を見せました。
 「ウエダクラブ」の面々は、上戸さんがハイネス09とUEDA09を飛ばし、佐藤哲司氏がハイネス20(いずれもグローエンジン)を飛ばしました。なにやらウエダクラブには旧ハイネスエンジンの関係者から連絡があったそうで、エンジン製造にかかわる裏話が伝わったそうな。模型航空文化史という観点から興味がそそられます。

 今回筆者もこの流れに便乗して佐藤義朗氏宅からもらってきたKO29ディーゼル搭載の「フォスターT-2」を急遽製作してこの日初飛行しました。両面排気のノーマフラー、パリパリと言う排気音ですがほとんど中低速で飛んでいるのでさほど耳障りではありません。こうして空を飛ぶのはこのエンジンにとって50年振りぐらいではないかとひとり悦に入ってます。
 古い型のディーゼルと言えば、中山さんのタップリンツイン初期型でしょうか。以前テストランしたものを大型の「スローポーク」に積んで来ました。良くは知りませんがこのエンジンが実際に飛んだのは本邦初ではないでしょうか。異議ある方はは証拠資料を提出してください。
 テザーカー部門?、では鈴木さんと筆者がエントリーしました。これはなかなか困難な分野で走行路面の影響がおおきく、今回も完走できませんでした。筆者の車が加速すると激しくジャンプし、あげくはスピードボートのような宙返りをくり返すありさまで、最後は裏返しになって停止しました。見ているとこれ以上の高速走行は困難で、ましてエンジン、タイヤ直結型では走行不能と見られます。あらためてテザーカーのパワー/ウエイト比の凄さを感じさせられました。
 他に、野口さんがENYA35-4C模航研ディーゼル搭載ラジコンカーを走らせました。いわゆるオフロード車ですので、マンガの吹き出しのような白煙を見せて舗装面をとことこ走るのはフンイキがあります。何かスケールボディーを作ればもっと「大人の趣味」になることでしょう。

 Uコンサークルでは丸山さんや小林さんがスピードトレーナーを飛ばし、滝沢氏と筆者でラット機の練習をしました。予告先発のKK16ラット機がエンジン不調で30秒を切れないのは冷え過ぎでの燃焼不良かもしれません。滝沢氏は他に、中国製F2C無尾翼機も飛ばしました。西工大(xi gong da)エンジンのこれはやっぱり速い。
画像クリックで拡大

8 野口さんのENYA35-4Cディーゼル車

9 松本さんの「空のシラミ」

10 タップリンツインディーゼルの中山機

11 中山さんのOSMAX15D、「ポニー」号

12 鈴木さんのテーブル、テザーカーとUコン機

>>戻る

模航研  長野県小諸市大字諸308-1