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ディーゼルエンジンの集い 2007年6月2日
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2 佐藤氏の「アサリ」マフラー付きのKO099D「パイロットジュニア」

3 模航研「シーシェルマフラー」付きのKO29D 「フォスター40」

4 COX02を用いた超小型自作機を持つ高野博昭さん

5 イギリス製タップリンディーゼルに付けられた「バグパイプマフラー」

6 大きな「スローポーク」を操作する中山さん

7 安藤さんの「ヤードビー」PAW55ディーゼル

8 知野さんの「スピーディービー」FS26模航研ディーゼルと手助けする野口さん

9 ミルスディーゼル各種とテザーカーを展示する鈴木さんのテーブル
1 記念撮影のため、並べられた飛行機など。
 この会も回を重ねて愛好者が増えつつあります。

 集いの趣旨が競技飛行ではないのでグラウンドでは、模型を飛ばす前から自然なミーティングで盛り上がります。

 今回から消音器装着が義務づけられたことを逆手にとって、佐藤哲司氏が企画した「センスオフマフラー」賞の審査です。参加者はそれぞれ工夫したマフラーを取り付け、形と排気音をアピールします。私、古崎もいくつか出品しましたが、後述のように賞からはもれました。

 海外のディーゼルエンジンフォーラムで様々な燃料技術が紹介される中、模航研では次世代の燃料を開発すべく新配合のディーゼル燃料試験を行いました。それは、環境配慮タイプと4ストディーゼル燃料の改良で、その目標はパワーアップと低速安定です。

 いま話題のバイオディーゼル(BDF)を用いた改良型はオイルと添加剤を工夫してパワーアップしたもので、BDFに含まれる酸素を活用するため運転温度が高めになります。そのためエンジンとの相性があり、例えば鉄ピストンのMVVS15には好適でした。

 4スト用に制爆剤としての白ガソリンを添加したものはオイル分が少ない方が好調でした。

 何かと話題のバイオエタノール燃料は、要するにエチルアルコールで模型エンジンを運転するというだけのことですから、今回の「井戸端会議」では、食料資源を燃料にするのは感心しないという意見の一致を見ました。

 「センスオブマフラー」賞は、MAX15模航研ディーゼルの「竹筒マフラー」とタップリンツイン8CCの「バグパイプマフラー」で参加した中山精治さんが獲得しました。筆者の見立てでは竹筒マフラーは機能に優れ、バグパイプマフラーはデザインに優れており、それぞれちゃんと飛ばされました。本人のコメントでは「国産エンジンのOSには和風テイスト、イギリス製のタップリンには英国の伝統楽器」と言う意味あいがあるとのことです。

 例によって参加機すべては紹介しきれません。参加しなければお楽しみいただけないと言っておきましょう。

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10 「ミルスクラブ」「テザーカークラブ」の鈴木さん

11 レストアされたハイネス09を用いた新作機「タイガー09」を飛ばす上戸さん

12 Uコン機のピット

13 MVVSエンジン搭載のUコン2機。小林さんのMVVS,R58-2.5ccスピードトレーナーと模航研製「テキサン」セミスケール練習機。

14 「センスオブマフラー」賞受賞の中山さん。

15 受賞した中山さんの撮影会。

16 中山さんの、MAX15模航研ディーゼルに取り付けられた 「竹筒」マフラー。
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模航研  長野県小諸市大字諸308-1