トップページヘ
ディーゼルエンジン機の集い 2008年6月
Click to Large picture.
1 ENYASS25ディーゼルを積んだ関森さんの「スープラフライ」

2 KO099Dを調整する山内さん

3 松本さんの「ヤングホーク号」

4 田辺さんの自作機、ENYA049

5 エンジン調整する中三川さんと名波さん

6 テントの中で盛り上がる皆さん

7 桑原さんとUコンレーサー、MAX-6エンジン

8 黒田さんの自作機の写真を撮る佐藤さん

 今回もよい天気に恵まれて、20人ほどの参加がありました。何となく集まって、飛行機を飛ばすなどして会場で一日過ごす、和やかな感じになりました。遠目には何をやっているのかよく分からないかもしれませんが、個別参加者の「つもり」では、やりたいこと、やるべき仕事をしていたことでしょう。

 RC機部門では関森さんのC-160ディーゼル双発機が堂々と飛びました。これはENYAss25アルクロディーゼルのエンジンセットで、左のエンジンは逆側排気、逆転仕様になっています。つまり、こうして双発機の反動トルクを軽減しようというのです。メーカーならではの、気が利いた商品だと思いました。

 野口さんはいつもの「おてんば号」にCCDカメラを搭載して空撮していました。実感ある映像が見られます。(YouTybeに出ている。)このMVVS鉄ピストン15は絶好調です。機体を手に取ってプロペラを右にひねっただけで、スロットル全閉なのにアイドリングスタートしてしまいます。相当長い時間飛ばさないとこうはなりません。一般に、ディーゼルを初めて回す場合、なかなか根気が続かないのが惜しまれます。

 花巻の安藤さんはたくさんの機体を持参しました。私は気がつかなかったのですが相当回数飛ばされたそうです。(今回不参加の上戸さんばりに、)

 新潟から来た田辺さんはENYA049を自作機に載せていて、実に調子良く飛んでいました。
 松本さんのENYA19が具合悪くなったのでどうしたものかと考えると、野口さんが例によってひまし油を持っていました。これを燃料に加えると良くなったそうです。旧型エンジンには効果あります。

 また、札幌からローバーミニで来た尾崎さんは、最後に自作の「ハミングバード」(先に作られてしまったあ。)をGP10模航研ディーゼル、自作燃料で飛ばしました。長年のブランクで勘が戻らないとのことで桑原さんが操縦を手助けしました。

 こちらも長いブランクがあったので1/2Aの0.25mmラインが手入れ不足になっていて操縦不能になりました。つまり、飛行中に2本のラインがくっつくのです。しかし、モノラインにそんな欠点はないので、スピード機には好んで使っています。

 滝沢氏と組んで、私はUコンサークルにいたので、その他の細かいレポートはできません。今回試作したUコンパイロンを使ってみることが主要な目的だったからです。これは取り回しの良いパイロンですが、直すべき点も見つかりました。

 いつものように、見に来る方がいて、逆に感心してしまいます。例えて恐縮ですが、F3A競技などの会場には選手と役員しかいませんからね。土手の上で、レジャーチェアに腰掛けて見物している写真もあります。私は、自分でディーゼルに改造した方からENYA80の試運転を依頼されましたし、滝沢氏は中古エンジンを売りに来た車を見たそうです。そこには、レアものはないけど、割とまともな値段付けだったそうです。何か遠慮したのか、すぐいなくなったらしいのですが、買いたかった。

 上に書いたように、来る人がその人なりの目的を抱いてくることができる、というのがこの集まりの特質だと自負しております。其の伝で言うと、今回、持って来てるのに飛ばさない新作機がいくつかありました。お披露目だけでも楽しいですからね。
9 ドロン29ディーゼルを回す鈴木さん
画像クリックで拡大
10 森さんのテストベンチ

11 古崎のテストベンチ

12 東條氏のテストベンチ

13 小林さんの機体

14 中山さんの新作機「シルバームーン」

15 安藤さんの飛行機

16 野口さんの「空撮」機

17 ネルソン15AACディーゼルの滝沢機
>>戻る

模航研  長野県小諸市大字諸308-1