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Gマーク30五気筒 | 2009年5月 |
最初の運転では始動性が悪くてすぐエンストしたので分解整備しました。 シリンダーのねじ込みがエラくきつくて、緩めるのに手こずりました。ピストンシリンダーは標準の状態でしたから、混合気の通路に空気漏れがあると判断してゴムパッキンとキャブの合わせを直しました。 ギヤ部分の潤滑はマフラーからの排気を導いているので錆が見られました。ひとつのキャブからの混合気の分配は、中心にあるドラムローターを介して蜂の巣状のクランクケース内へ、順次流し込む巧妙な構造で、分配不良は最小限で済みます。 再組み立てして回してみると改善されましたが、やはり吸い込み不足ですから、キャブローター内径を小さくします。パワーは6%ニトロ燃料で、9−6を7400rpmですから、単気筒15のパワーです。 これで重さが400gあるのでひどく悪いパワーウエイト比になります。また、プラグヒートの電源が煩雑ですから、ディーゼルに直した方が良さそうです。 |
シリンダーレンチを作っている。 | 出力軸のギヤ合わせ。結構めんどう。 |
中心に整流羽付きのドラムローターが見える。 | 試運転、ブレークイン。 |
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