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KO15D | 2007年1月 |
シリンダー内面はすり減っていますが適度なコンプレッションは維持されているので、この程度なら今日の燃料で回せます。 カウンターピストンが大柄なのが特徴です。この形は圧力シールは良いのですが熱伝導は悪そうです。また、ピストンピンにはリティナーやパッドがなく、コンロッド小端部に圧入されていて軸方向のガタが少なく、ピンとピストンボスとの間でスリップさせています。安価に容易に製造する工夫ですが、あまり感心できません。 試運転は模航研V-RC燃料とグラウプナー9-4でやりました。9600rpmまで回しましたがこのデザインはクランクケースの排気孔付近が弱いので圧縮を上げた状態での高速や高負荷運転には危険が伴います。 |
2 電気炉での加熱 | 3 分解写真 |
4 試運転 |
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