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MVVS 15ディーゼル | 2005.4月 |
これはお客さんが入手した新品エンジンですが、始動できないということで調整を依頼され、試運転しました。 MVVSエンジンはチェコの老舗メーカーで、そこの技術者だったヨセフ スラドキー氏は1950年代のC/Lスピードチャンピオンでした。先年チェコへ行った時に退職された氏に会ったことがあり、エンジンについてのアドバイスをいただきました。 さて、品物は鉄ピストン、鉄スリーブのオーソドックスな作りで、カウンターピストンはスリーブ上部にピストンと同径ではまっています。ピストンクリアランスは少し固めのちょうど良い感じです。 |
カウンターピストンのはめ合が固く、それに伴ってトミーバーもかなり固く、直接つかんでは締め切れないほどです。しかし、これが正しいディーゼルエンジンのセットでありまして、しっかりブレークインすることで末永く使えます。 残念ながらディーゼル経験のないモデラーにとっては最初の始動が困難です。これは、「閑談房」あるように学習して、会得していただきたい。 |
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