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 OSMAX15ディーゼル

  東京のモデルエンジン愛好家Y氏は様々なディーゼルを運転して楽しんでおられます。Y氏からの依頼で50年前のOSMAX15Dを修理しました。このエンジンは当時は珍しかったダブルボールベアリング入りの高級品で、グローに改造されて競技用に使われたりしました。
 コンロッド小端部がすり減ってガタっていたので、中ぐりしてリン青銅のメタル材を入れました。シリンダーの状態は良かったので新規にピストンとヘッドを作り、定常な運転ができるようにしました。この部品を元に戻せばオリジナルの外観になりますが、実際には、レバー型の圧縮ネジは使いにくいです。
修理したMAX15D。注文により、トミーバー形式の圧縮ネジになっている。 コンロッド小端部の中ぐり。
左側が新規に作ったヘッドとピストン。 好調な試運転。


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模航研  長野県小諸市大字諸308-1