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バルビニB38 | 2005年10月 |
修理したのはCS製のレプリカで桑原氏から依頼されました。 このレプリカエンジンと同型のものを以前修理したことがあります。そのときはピストンクリアランス、シャフトクリアランスが大き過ぎて始動できなかったのでクロームメッキして直しました。今回はどういうわけか、コンロッドが長過ぎて掃気ポートが開口できない有り様です。しかし見た感じ、ピストンとシャフトのクリアランスは良さそうなので修理を決めました。 修理は、ピッチを1.2mm短くしたコンロッドをクロームモリブデン鋼で新たに作り、掃気ポートを上向きに削りました。組んでみると一応回りますがオリジナルの性能とは比べようもありません。 。 |
2 分解写真。ピストンに付いているのが新しいコンロッド。 | 3 削り上げた掃気ポートとピストンアッセン。 |
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