|
1 自作排気制限板を付けての試運転。 |
協和精機という会社については何も分かりません。筆者は中学生の時にこの09をUコン機に使ったことがあります。中古市場でも滅多に見かけませんが、ルディーさんの御好意で入手できました。
今改めて見ると、オーヴァースクウエアから来るコンパクトなクランクケースはダイカストの行程がうまく打てていますし、クランクシャフトは8mmですが吸入孔がマル穴なので強度的に有利です。ディーゼル化の前に昔の音を思い出したくてグロー運転しました。
ピストンのデフレクターが低いのでそのままディーゼルヘッドを作りました。燃焼室形状が良くないことは承知の上です。このハンディーを燃料で克服できるかどうか試したかったのです。
回して見ると極端に着火性のいい燃料でないと回らないとわかりました。逆にいえば、いい加減なできのエンジンでも燃料技術でディーゼルになります。その配合はMD25と50/50を混ぜたものです。APC7-6をスロットル付きで9000rpmぐらい回せますが実用回転域は4000〜8000というところです。キャブレターはOSLA10 の物を改造しています。このキャブはいろいろ応用できて重宝です。 |