トップページヘ
滝沢 ラット機 2005年11月
Mokiエンジンの搭載状態。アルミマウントの交換でエンジン換装できる。
 
 尾島スカイポートでディーゼルラット記録会行われます。このために滝沢氏が典型的なラットレーサーを製作しました。
 翼面積は8dm2以上で重量370gで上がっています。機体構造は胴体中心部にアガチス材の縦通材が通っていて、ここにエンジンマウントを取り付けるようになっています。バルサ製でもセミモノコック構造にすると強度が上がります。

 エンジンは東條氏からもらった旧型のハンガリー製Moki,F2Cレーシングディーゼルです。このエンジンはヘッドを6本ネジで留めたABCピストンシリンダー型で、アルミシリンダーを用いた最新のモデルよりラフな使い方が出来ます。燃費は少し悪いかも知れませんがラットレーサーには好適と思われます。

マイクログラス張りの滝沢レーサー
 

練習するにつれて機体が改装されました。尾翼は全面的に小さく作りかえられ、カーボン補強されたエレベーターは内側に移動されました。また、ベルクランクのリンケージも変更されたため400gになりましたが、相変わらず着速はかなり遅くできます。
 エンジンにもコンロッドにオイル切れが発生したりして、燃料調整しているのでまだ27秒ほどです。
2-1 改装された「滝沢機」 2-2 練習場所での滝沢氏


>>戻る

模航研  長野県小諸市大字諸308-1