1 モデルエアプレ−ン誌のコピー図面 |
昔、中学生になってUコンを始めた時に「Uコントロール'ガイドブック」(誠文堂新光社刊)を買いました。その中の一章に「チームレイシング」の解説がありまして、面白そうだけれど、エンジンや機体の製作、燃料シャット弁などが必要で、とてつもなく難しい競技だと思っていました。事実、この競技が行われたのは欧米の「先進国」だけだったようで、古参のモデラ−に尋ねても日本では開催された事実はないようです。
そのころの悔しさもあって、今になって作りたくなりました。古い図面を見ると素朴な構造の木造機であり、大きさもてごろで、なんてことはありません。旧規定ではエンジンサイズ、.20から.29(立方インチ)、ラインは60フィートの0.3mmで、タンク容量1オンス(28cc)ですから手許にあるボアアップしたENYASS15ディーゼルを使うことにしました。こうすれば尾島で行われている「ディーゼルエンジン機の集い」に参加できます。
日本のUコンマニヤは今でもスタント偏重ですから、もとよりレースの開催など念頭にありません。でも、オーストラリアでは好き者がいて実際にレースをやっているというのですから恐れ入ります。そのページは資料リンクに出してあります。
主題モデルはモデルエアプレーンニューズ誌1962年8月号に掲載された「LONG GONE」で、140周レースタイムが7分22.8秒とか書いてあります。
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