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B級ティームレーサー の製作 3 ページ1 2 3 4 5

1 原寸のリブテンプレート。

2 翼、前縁の成形。
 次に主翼を作ります。組み立て翼なのでリブの原寸型(テンプレート)をいくつか作らなければなりません。3枚で足りるかと思ったらもう一枚不足でした。本機は前縁と前部プランクが一体構造ですからここを基準にするため、組み立て前に成形しておきます。(写真2)ミニ鉋を使いこなすのは模型飛行機作りの基本技術の一つです。きちんと研げなければなりませんが、最後はサンドペーパー頼みですから指物師の技量までは要りません。
 
 操縦系統のアレンジは普通のスタント機と同様です。手持ちの円形ベルクランクを使い、0,6mmリードアウトワイヤーを内装します。翼を胴体に取り付けた状態で作業するためやりにくく感じます。
 内装ワイヤーはリブに触れないように穴を明けますが、組み立て前に各穴にシリコングリスを塗布しておきます。と言うのは以前作った機体で、この部分のワイヤーが錆により擦られて切れたことがありました。
 尾翼のホーンは1,8mmピアノ線に0,8mm厚のリン青銅板を銀ロー付けして作ります。
 主翼プランクや翼端ブロックの取り付け、成形も組み立てたまま作るのでやりにくいです。
3 組み立て中の主翼。 4 尾翼のヒンジはピン入りのプラスチック製
5 この状態でベルクランクを取り付ける。 6 完成した主翼。
「B級ティームレーサー の製作 4」

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